環境報告書

熊本大學環境報告書『えこあくと』

トップメッセージ


“エコ?キャンパスの実現に向けて將來を見據えた著実な歩みを”


近年、世界各地で大規模な地震や臺風、集中豪雨、火山の噴火、山火事などによる深刻な被害が頻発しています。我が國、我が熊本も例外ではありません。エネルギー問題や水の確保、感染癥等も今日、世界の大きな課題になっています。日本では、原子力発電所の再稼働を巡って、依然として様々な議論が展開されています。CO2の削減を伴ったエネルギーの確保は、気候変動という観點からも今日の世界的な課題でもあります。
また、水は生命(いのち)の根幹ですが、大きな災害をもたらす力も持っていることは、集中豪雨や臺風、津波による被害で思い知ったところです。インフルエンザも毎年のように流行していますし、最近では新型コロナウイルス(COVID 19)の感染拡大が世界中で深刻な問題となっています。國際的な協力の下にこれらの感染癥を制圧しなければならないのですが、これまでのところあまり上手くいかず、経済上の大きな打撃となっています。
香港の混亂、米中貿易問題、シリア難民問題など社會不安も増大しています。様々な要因が複雑に絡み合い、世界経済にも暗雲が立ち込めています。私たちは、直面しているこれらの課題を世界的な視野に立って解決していかなければなりません。
日本だけでなく世界も巻き込んで、ひとりひとりが自由な発想と創造、それを具現化する情熱を持ち様々な取組を行い、將來にわたって質の高い生活をもたらす新たな成長につながる革新的な発見や考え方(思想)の変革、つまりイノベーションを起こしてくことが求められています。

さて、本學における2019年度の環境配慮活動をまとめた熊本大學環境報告書「えこあくと2020」を公表いたします。施設?環境委員會、環境安全センター及び201811月に設置したキャンパス整備戦略室の連攜による全學的な環境マネジメント活動を実施して參りました。
本報告書では、「さらに読みやすく、伝えやすく」を念頭に置き、本學の環境配慮活動を3つのスタイルに分類するとともに、視覚的にわかりやすいグラフ?寫真を多く用いることで、エコ?キャンパスの実現に向けた様々な取組を體系的にご理解いただけるのではないかと思います。

熊本大學は、「創造する森 挑戦する炎」というスピリットを持って、地方の國立総合大學として地域と世界をつなぐ真のグローバル大學を目指しています。熊本大學から輩出される學生が、熊本大學の研究成果が、日本だけでなく國際社會からの期待に応えられるよう著実に取り組みを推進して參ります。今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


2020年9月
國立大學法人熊本大學
學長 原田信志


えこあくと2020

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