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開催報告:第2回 コーディネーター人材育成研修−連続開催【東京】−

農商工等連携における地域ブランドの構築 〜成功が持続するコンセプト&シナリオの作成〜

 第2回目の研修では、講師に株式会社ブランド総合研究所の田中章雄氏をお招きし、農商工等連携における地域ブランドの構築とは何か、地域資源を活用したブランド構築、ブランドの管理、ブランドコミュニケーションについてのポイントをお伺いしました。さらに、地域資源を活用したブランド構築のためのシナリオ作成についてのグループワークによる実践を行いました。

講義 13:05〜15:30

テーマ:
農商工等連携における地域ブランドの構築
 ⇒講義データpdf(2.6MB)
 ⇒配布資料pdf(4.7MB)
講師:
株式会社ブランド総合研究所 代表取締役社長 田中 章雄

主な講義内容

  • 地域ブランドとは何か
  • ブランドコミュニケーション
  • ブランド管理

東京研修2_講師

(田中講師)

東京研修2_講義風景

(講義風景)

 講義では、講師より、農商工等連携における地域ブランドの構築について、地域ブランドとは何か、ブランドコミュニケーション、ブランド管理の3つの柱についての話をお伺いしました。

 地域ブランドについては、単に地域の名前を使って何かを商品化するだけでなく、その地域の商品や観光、地域全体のイメージをつくることによって、地域全体を戦略的にブランド化していくことが大切であるといった話がありました。地域ブランド商品は、95%の人が買いたいと思わなくても、5%の人が絶対に買いたいというものをつくるべきである、大手メーカーと地域ブランドの商品開発の方法は全く異なるといったことを、バナナのたたき売りを例に説明されました。さらに、ももいちごやおみたまプリンなどの先進事例を挙げて、商品そのものに付加価値をつけていくことがブランド化をしていく上で大切であることを述べられました。

 ブランドコミュニケーションという観点からは、ブランドの魅力を伝える「3・3・3の法則」の話をされ、目にとまる(3秒)→手にとる(30秒)→購入する(3分以上)の3ステップを踏んで商品が消費者の手に届くことから、それぞれのステップに応じた着眼すべき点について話をされました。

 さらに地域ブランドを扱う上でのポイントとして、地域資源は農産品だけではなく広い視野で見ていくこと、地域ブランド商品は誰もやっていないことをやらなければ成功しないといった点を話されました。また、一事業者が商品開発を行うだけでは他の資源との組み合わせや他者との協力ができないなど広がりに欠けるため、今後コーディネーターのコーディネート力が大いに期待されるといった点が述べられました。

実践研修 15:45〜17:00

テーマ:
成功が持続するコンセプト&シナリオの作成

実践研修の様子

 実践研修では、ブランドが持続的な発展をしていくためには、どのようなことに留意していけばいいのかを考える機会として、グループワーク形式でシナリオ作成の演習を行いました。講師より、地域ブランドの構築において、何を行ったか(アウトプット)ではなく、それによってどのような効果があったか(アウトカム)につながらなければ先には進めないといった解説を受けた後、各グループ、グループ内の参加者より提供された事例をもとに、アウトプット、アウトカムの表を埋める作業を行い、アウトカム(効果)を目的としたシナリオづくりについての検討を行いました。

 グループワークを行うにあたり、各グループとも、グループ内の参加者より、地域全体のシナリオを考えていく上での参考になる事例をご提供いただき、各グループが各々のテーマの特徴をもとに、地域ブランドづくりのポイントを考えていただくことができたようです。

グループ テーマ 対象地域
A 福岡県の豊前コエ田ゆず振興協議会のゆず関連商品のプロデュース 福岡県豊前市
B 胎内ブランドづくりをつうじた胎内地域の活性化 新潟県胎内市
C もくずがにを活用した地域ブランド商品の開発 茨城県潮来市
D 松江市内商店街の縁結びにちなんだイメージづくり 島根県松江市
E 長岡野菜を活用した加工食品開発 新潟県長岡市
F 石巻産カタクチイワシを活用したアンチョビ、バーニャカウダソース、ドレッシングの開発 宮城県

東京研修2_事例提供の様子@

(事例提供の様子)

東京研修2_事例をもとにアウトプットの抽出

(事例をもとにアウトプットの抽出)

東京研修2_アウトプット、アウトカムの精査・検討

(アウトプット、アウトカムの精査・検討)

東京研修2_講師の解説

(講師の解説)

事例提供者してくださった皆さま、ありがとうございます。

東京研修2_(有)職彩工房たくみ 尾崎氏

A:(有)職彩工房たくみ尾崎氏

東京研修2_(株)KIZUKIYO 村松氏

B:(株)KIZUKIYO 村松氏

東京研修2_潮来市商工会 実川氏

C:潮来市商工会 実川氏

東京研修2_松江市中心市街地活性化協議会 久保氏

D:松江市中心市街地
活性化協議会 久保氏

東京研修2_金井コン圦リ胃グ事務所 金井氏

E:金井コン圦リ胃グ事務?br>金井氏

東京研修2_庄司和弘経営コン圦リ胃グ事務所 庄司氏

F:庄司和弘経営
コン圦リ胃グ事務所 庄司氏


参加者からの声

  • 地域ブランドと大手企業とのスタンスの違いを明確に出来たことが参考になりました。コーディネートの特別スキルの一つが分かりました。
  • 農商工連携、地域ブランドに関するブランド戦略の話を聴くことは少ないので大変参考になりました。
  • ブランドの確立について理解を深めることができました。
  • 成功事例の事例解説は参考になりました。大手メーカー製品との差別化、ブランド構築の難しさも学べました。
  • 実際、商品化のテーマを持って研修できたので、相談があった際に手助けになると思います。
  • 現在、漠然とまたは、アウトプットはある程度考えていますが、そんな形で事業を進めていますが、アウトカムを考えながら事業を進めていきたいと思いました。
  • 地域ブランド構築の考え方を、店舗設計(コンセプト設計)に応用してみたいと考えます。
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